帽子少女と野うさぎ紀行

帽子少女と野うさぎ紀行

旧FF14の思い出に残しています

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はじめまして、わたしの名前はリルゥ・ブリニローウィンと言います。
エオルゼアの色々な都市をめぐっては、街角でケーキや焼き菓子などのお菓子を売ったり、お食事の相談にのったりしています。
霊災が起こる前は、リムサのフード街に小さいけれど自分だけの素敵なパティスリー(お菓子店)を持っていました。
お店は畳んでしまいましたが、これからもたくさんの冒険者さんの旅のお役に立てるようにがんばっていこうとおもいます♪
お店ではまだないのですが、「Ruban」という名前のリテイナーさんがみなさんのお役に立てるようにがんばってくれています。
いつかお店の形で再開する事が出来た時は、このリテイナーさんの名前を取って⋈ Ruban&Fillette*⋈ (リュバン&フィエートでリボンと女の子という意味)のお店を開くつもりでいます。

さて、少しずつですが前の世界から持ってきたお料理もせっかくなのでたくさん並べて準備が出来ました。
数に限りがあるので、少しずつ出しているものもありますが、出来るだけこまめに補充できるようにしたいなと思っています。

前の世界ではお菓子…というと、ソーサラー職の方に人気のお食事だったのですが、この新生の世界では様子が違うようです。
パイや乳製品を含めて、ギャザラーさんやクラフターさんにたくさん使って頂けるものがあります。 今日は学者さんに「MPの増えるお食事はありませんか?」と、声をかけて頂いたのですが、直接 的にMPアップの効果です!という表示はないのですが、ステータスのPIEを伸ばして頂くと最大MPの多さに関係するので、PIEが増えるお料理「ジュース類」を飲んはいかがでしょうか?とお話させていただきました。
MPが増える上にスペルスピード(詠唱速度短縮)の効果がついています♪
甘~いお菓子でおなじみのチョコを食べていただければ、スペルスピードにクリティカル発動力のアップがついて、こちらはソロで遊んだり、ソーサラーでも攻撃をしたい、という時におすすめです
「Ruban&Fillette」では良い物をたくさん安くお売りしたいので、出来る限りHQの製品を目指しています。
次回、ギャザラー・クラフター向けのお料理をご紹介する時に「食事のHQって何が違うんだろう?」という事を一緒にお話しさせて頂きますね(╹◡╹)

たくさんのお菓子を並べていますが、今回のおすすめポイントは
・ジュース(果汁・お茶)類はMPが増えたり、詠唱速度が早くなる効果があります☆
・チョコレートは詠唱速度が早くなったり、攻撃のクリティカルが出やすくなる効果があります☆


今はまだほんの少しの違いかもしれませんが、お料理には30分間の経験値3%UPの効果もあります クエストでもらったもの、街角のお店をのぞいて買ったもの、レベル上げをする前にぜひ食べてみてくださいね♪
お料理の効果や、どんな物を食べたらいいのかな~?など、ご相談もいつでもお受けいたします。
こちらのコメント欄や、町中で見かけた時も呼び止めてくださいね♪ これからの皆さんの冒険が素敵な旅になりますように!
12神さまのご加護がたくさん降り注ぎますように…
そしてみなさんがいつも旅の神オシュオンさまに愛される冒険者でありますように…!                            


 リテイナー名:Ruban(ウルダハ) 
                   「Ruban&Fillette」店主リルゥ・ブリニローウィン 


以前からのお客さまへ…名前をローラからリルゥに変えました!
リルゥのニックネームをそのままローラと呼ぶことがあるそうです
突然話しかけてびっくりさせてしまうかもしれませんが、名前が変わりましたことをお伝えさせてください♪


夜のおわりの一番さいごに見る夢は
薔薇色の緞帳が引き上げられて朝がくる夢
透き通ってきえていく星を取ってきたひとは
何物にも代えがたい幸福を手に入れることができるという
遠い場所を旅して帰ってきたわたしは毛布に包まり思うのだ
ああ わたしもいつだったか 
あの星に手を伸ばして掴んだ夢があったのだと




SSは、ハイデリンに呼ばれたシーンより
多くの冒険者さんがカメラのシャッターをきったシーンだと思います
そのままだと撮影できないので、SS撮影ツールで撮りました



いいかいお聞き かわいい子
森へ行ってはいけないよ 精霊さまの住むところ
森へ行ってはいけないよ 木こりの鼻歌聞こえぬところ
花かごひとつ摘んだなら 帰っておいでかわいい子

つぐみの声を追いかけて 甘い木いちご実る茂みに
影が追いつけぬところへは けしていってはいけないよ

いいかいお聞き かわいい子
森へ行ってはいけないよ 影を奪われ鬼になる
森へ行ってはいけないよ 森に捕らわれ鬼になる
アオサギ鳴くのが聞こえたら 帰っておいでかわいい子


【場所:フォールゴウド付近民家 古老より口伝 採取者:Lilli Esikot】




写真は旧FF14より
森の精霊に許されて、黒衣森で生活をする事が出来たグリダニアの祖先たち
いくつかの人の住める(許された)場所を除いて、森はいつでも暗く静謐に閉ざされていました
新生のそよ風の気持ち良い森も、散策するのがとても楽しそうと思っていますが、グリダニアのストーリーで感じた森への畏敬や薄気味悪さをまた感じる機会がある事を願っています



あなたはだあれ?
わたしの影

あなたはだあれ?
 夕闇に長くのびたわたしの影

ひとりぼっちではないよ
ほらこうして手をのばしたら
どんなものにも繋がれる

あなたはだあれ?
   わたしの影 夕方のおともだち

それじゃあ またね またあした






ちいさなことりがよく眠れますように
夜にひとつ星を取ってたべた

ちいさなことりが良い声でうたを歌えますように
朝にひとつおひさまが透けたお水をのんだ

せかいでいちばんたいせつなことりの怪我がなおるように
昼にはまばたきするたびにちいさく微笑みかけた

【詠み人知らず 場所:ベントブランチ付近民家】


たいせつな人の心がすこしでも軽くなりますように



この記事はリムサのパティスリーでリテイナーをしてくれていた女の子の
霊災後のあしあとをたどる記事のシリーズです
毎日スタンドのお店番をしてくれていたララフェルの女の子
イベントの広告や営業日誌も書いてくれていました
それらについて詳しくはパティスリーの記事からお読みくださいクロネコ




この日記を何度も開いては、その度にわたしはため息をついています。
ラセットブラウンの色をした少しごわごわした革表紙で、カサカサとする軽い紙の日記。
わたしの指で何度も何度も頁をめくられて、日記の端は紙にくるりと癖がついています。
表紙の綴りを指でなぞって、ふと思い出します。
そうでした、この日記は『営業日誌』なのでした。

わたしは今、クルザスから引っ越してきたおばあちゃんとグリダニアの近くの町に住んでいます。
霊災の影響で、同じように引っ越しをした方と固まって何軒か小さな家を建てました。
人が集まってくると活気が出てくるもので、出来合いの小さな集落はいまでは町のように賑やかです。
みんなで相談して、この場所に名前をつけました。
懐かしいクルザスの故郷の村と同じ名前です。
わたしはグリダニアにある小さな縫製工房で働いています。
いろいろな大きさに仕立てられたなめし革のカバンに、刺繍で意匠をつけるお仕事です。
おばあちゃんから教えてもらった伝統のステッチは、ここでは珍しく、好まれて買ってくださる方がいらっしゃるようです。
クルザスに咲いている野の花や、鳥や動物を思い出しながら、刺繍します。
わたしには合っている仕事のようで、ゆっくりと時間をかけて丁寧に仕上げます。

それでも時折、思い出すのは『あなた』の事です。
わたしは、クルザスの故郷を旅立ってからしばらくの間、エオルゼアの西、ロターノ海に大きな港を持つリムサ・ロミンサの町で…あなたのお店で働かせてもらっていました。
毎日、行き交う冒険者が賑やかな町で、わたしはいつも甘い匂いと一緒に働いていて。
でも…おかしいでしょう…。わたしはあなたの名前も、あなたと一緒に働いたお店の名前も、思い出すことができないのですから。
みんなは『霊災の影響』なのだと言います。
『最近よくある事』だと。
だけれどこうして、頁を指でなぞって、よくよく読もうと思っても、あなたの名前も、お店の事も、ぼんやりとぼやけた文字になってしまって、すぐ近くにあるものなのに、まるで遠くにあるように読むことができません。

あなたの名前が知りたい、…とわたしはこのごろふとした時に思うようになりました。
それは、朝のお茶を淹れた瞬間だったり、夜眠る前に枕元にハーブを括る時だったり。
頭の中に霞がかかるほどに、わたしのその思いは強くなっていきました。
わたしは『あなた』の事を、思い出したい。
わたしは『あなた』の事をとてもよく知っているのです。
でもそれはまるで、古い屋根裏部屋に置き忘れた子供時代のおもちゃのように、わたしが見つけてあげるまでひっそりとただ忘れられているようでした。

『営業日誌』を日記代わりにすると、あなたに叱られてしまうような気がします。
でも、この日記を新しく書く事で、昔のわたしと今のわたしが繋がればいいのに、とわたしは思ってしまいます。

親愛なる『あなた』へ
すこしはしっかりしてきたでしょうか…わたしより


β3は来週から旧14キャラクターの引き継ぎテストが行われるのですね
今回から、以前のキャラクター外見の保存データを呼び出せるようになっていたので、リリやローラを読み込んで少し歩いてみたりしました
ローラは、今までのお顔だとキリッとしていたので、わたしなりのイメージに沿うようにすこし変えてみました
髪の色も、そのままだと、以前と少し違うように感じたので、同じイメージになるように探してみたり…
来週の引き継ぎではもうすこし散策してみるつもりでいます




リリはあまり変わらず…



私信
あーちゃんへ:来週はすこし予定があるので、合う時間があるとうれしいけど忙しいんだから無理はしないでいてね!無理ダメダヨー!
レナへ:β2は結局一日しか遊べなくて、レナともほとんど遊べなくて残念… またどこかで会えたらうれしい 見かけたら手を振ってね(╹◡╹)

ふたりともお返事ありがとう~♪*とーってもうれしかった




霊災後、クルザス地方の農村で見つかった手紙
郵送先、差出人が記載されていないため郵送出来なかった物
封書には丸いチョコレートのようなシールが貼られている



ローラさんへ
突然お暇を頂いてしまってすみませんでした。
クルザスのおばあちゃんのおうちへは、夜に着きました。
持たせてくださったアップルタルトおいしかったです。
港で噂になっていた通り、たくさんの軍艦が空を飛んでいて、とても怖いです。
幸いおばあちゃんも元気で、わたしとの再会を喜んでくれました。
リムサの街はどうですか?
こちらは、今週中にみんなで話し合って少し遠くへ避難する事になるかもしれません。
少し落ち着いたら、またお手紙書きます。
お店の事、大変だと思いますがお体に気をつけて








ちいさなリリが歩いたあとには
背丈に似合わず大股に歩いた歩幅のちいさな足あとが一揃い
それはときどき、きれいな景色やおいしい物、楽しい音楽や
おともだちのそばで立ち止まっています





ある日、ちいさな足あとが立ち止まったのはひとりのおともだちのそば
むずかしい戦闘の話や、ちょっとふざけたお話をして足あとは続きます







ある日、あしあとはちいさな茂みのそばで消えました
ちいさなリリはこの旅が先のみえない真っ暗などこかに続いているようなきがして
足元にいくつもの涙のしずくをこぼしました
そんな時、寄り添って話を聞いてくれたおともだちのそばで
涙のあとはいつの間にか乾いていました
旅に出る時が来たのです
足あとは続いていきます







乾いた土をさくさく踏んで、銀の採れる砂漠
朝露に濡れるベリーの茂み
せせらぎの川のそば…
採取道具があれば足あとはどこまでもどこまでも行きました






ある雨の日、リリは自分とおなじくらいちいさいおともだちに会いました
足あとは暗い洞窟の中へと続きます
それまでは怖くて決してひとりで入ることのできなかったその場所も
おともだちと一緒なら、不思議と怖さが半分になったからです
ちいさな二揃いの足あとは、元気よく泥水を跳ね飛ばして跡をつけました






やがて、旅慣れて、ブーツもぼろぼろになった頃
リリはふと足を止めて思いました

この世界中をまわってきたけれど わたしこの世界が好きみたい

そのつぶやきはとてもちいさかったので、だれにも聞こえませんでした
ちいさな足あとはしばらくそこにとどまった後、もうどこにも行きませんでした
リリは新しいはじまりをここで迎えることにしたのです
世界のおしまいをここで迎えることにしたのです

リリとちいさな足あとが旅をしてきた世界は形を変えて
二度と同じ姿を現すことはもうありません
おともだちともう一度、同じように声をかけあえたらそれは幸運でしょう
だけれど、リリは丘の上に座るとちいさくまたね、とつぶやきました

また旅に出る日が来ることをしっているからです
ちいさな足あとはまたいつかの日に、背丈に似合わない大きな歩幅で
どこまでもどこまでも続いていくでしょう


ウサギマルシェのお店を管理してくれているサブの子です
持っているパンは、初期装備のウェザードスキレット
よく見たらこのパンは、錆びていてすこし凹んでいるみたいリボン
細かく描写されていてすごいなぁって思いました
新生でクラフトの仕様が大きく変わったらもう一度楽しむために、このサブで調理を上げるのも楽しいかも!